火災保険　- １０年長期契約できるのは９月末まで - | 不動産売却を吉川市で仲介する不動産のプロがネットで実用的な情報を発信

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こんにちは🌞

蝉の声もにぎやかな毎日が続き

あっという間に夏休みも終盤となりました。

皆様、夏を楽しんでいらっしゃるでしょうか？

突然ですが、皆様はご自宅の火災保険について

契約の満期はいつ？

どんな補償内容になってる？等、

しっかり思い出せますか？？

はっきりと思い出せない・・・

という人の方が多いかもしれません。

日常生活では意識する機会も少ないですしね。

さて、そんな火災保険ですが、

2022年10月に改定が行われます。

今回の改定に伴い、

10月以降は現行の内容と比べて

大きな影響が出るポイントが３つ挙げられます。

1つ目は、火災保険料の値上げ（一部を除く）

2つ目は、最長契約期間が10年から5年に短縮

3つ目は、建物・家財の水濡れ、破損、汚損に

対する免責金額の引き上げ

1つ目の火災保険料の値上げに関しては、

近年自然災害が急激に増加していることから

保険金の支払いが急増し、

今後もこの傾向が継続すると考えられるため

火災保険自体が成り立たなくなる可能性がある

ということが原因に挙げられます。

これまでにも直近数年間に何度か

値上げは実施されていますが、

今回の値上げ幅は過去最大となっています。

2つ目の最長契約期間の短縮に関しても、

値上げと同様の背景が原因として挙げられます。

それに加え、10年先のリスクを予測することが

難しい状況になってきていることや、

保険料の値上げによる保険会社の収支改善に

時間がかかるということも挙げられます。

反対にわたしたちからしてみると、

契約期間が短くなることで保険料改定の影響が

最長で5年後には襲ってくるということです。

今後も保険料は値上げの傾向が続く可能性が

高いので、考えると恐ろしいですね・・・

また、最長契約期間が10年から5年に

短縮されるとともに、

長期割引率に関しても一部引き上げられます。

場合によっては、最長契約期間が短縮され、

長期割引率が引き上げられることの方が

保険料の値上げより

影響が大きいかもしれません。

そして、3つ目の免責金額の引き上げとは、

保険金を受け取れる場合でも必要となる

自己負担額が引き上げになるということです。

例えば、免責金額がゼロの場合は

保険金を全額受け取れますが、

免責金額が5万円になった場合は

保険金から5万円差し引いた金額を受け取れます。

もちろん被害額が免責金額を下回る場合は、

補償対象外となってしまいます。

免責金額の引き上げも、保険会社の収支悪化や

家財の高性能化等が理由といわれています。

なお、免責金額の引き上げの対象になるのは

水濡れ、破損、汚損なので、

火災や自然災害の場合は対象にはなりません。

とは言え何かあった時の自己負担額が増えるのは

やはり家計への影響が大きいと言えますね。

家計への影響が大きい内容として、

このような火災保険の改定が10月に行われます。

火災保険を最長10年で契約できるのは

9月30日始期分まで。

火災保険の更新を控えている方

火災保険の見直しを考えている方

新規で火災保険の契約をする方

この機会に大事なご自宅の火災保険を

詳しく見直してみるのもいいかもしれません。

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